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「家具の固定は命の固定」Vol.3

様々な家具固定用商品
転倒防止といえばマットや突っ張り棒を連想される方は多いのではないでしょうか。今回はその他の家具固定商品の一部を紹介します。

防災対策

■ガラス飛散防止対策⇒窓や食器棚の窓ガラス
フィルムやテープ型の商品をガラス面に貼り付け飛散を防止します。「紫外線カット」「目隠し」「断熱」等の効果が付与されている商品も多く、安全だけでなく快適な室内空間構築に寄与するのはうれしい点です。ただし飛散を防止する事が目的である為、ガラスの割れやすさは変わりません。

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■引出し、観音扉の中身飛び出し防止対策⇒箪笥や棚
引出しの脇や上部に設置し、飛び出しによる収納物の飛散や落下を防ぎます。開閉のたびに手動で固定するものや揺れを検知した場合のみ自動で固定するものがあり、開閉方法(引出し、観音扉、引戸)毎でも固定方法が異なります。小さなお子様がいるご家庭ではいたずらや怪我防止のチャイルドロックを装着されていますが本質的には同じ目的なので防災用としても利用できます。

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■家具の連結⇒上下が分離している家具
上下が分かれている家具を連結します。金具連結が最も効果的ですが穴を空けられない家具向けにシールタイプもあります。分離タイプの家具は一見わからない場合も多いので必ず確認しましょう。

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■転倒、落下⇒家電製品
突っ張り棒やマットで大型の家具を固定するように、その他の家電、家具、置物にも固定する為の商品があります。電子レンジ、テレビ、ファックス、キャスター付き家具、花瓶、写真立て等、比較的小さなモノでも大きな揺れが生じた際は宙を舞う凶器と化します。
特に高いところに設置しているものは優先的に固定又は移動しましょう。透明だったり模様や柄付きだったりお部屋になじむ商品も多いです。尚、耐荷重や素材が理由で利用できない場合がありますので何をどこに固定するかを明確にしてから商品を選びましょう。

様々な商品を効果的に活用し、災害に強いおうちにすることは非常に効果的です。これから防災対策を考えてる方は「固定する事」から取り組んでみては如何でしょうか?

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